素人が最短でプロの専業ライターになる方法

素人が最短で専業ライターになるための文章の書き方と自分の売り込み方【実践編】

龍 由樹
(りゅう ゆき)
この記事に書いてあること
私もライター業をやっていますが、元々は素人でした。あるコツをつかめばライター専業で食べていくことは可能です。最短で素人ライターがプロライターになるための文章の書き方や売り込み方、仕事の受注の仕方を説明します。

ウェブマーケティング業界で働いている龍由樹@ペンギン新聞です。

私は、ブロガー、アフィリエイターとして活動する傍ら、ライターとしても活動しています。

理由は単純で、最短で稼げるからです。

ちなみに、今日も、このブログを書く前に3時間ほど執筆していますが、5000字で1万円時給単価は3300円にも上ります。

でも、私も昔は素人でした。プロを名乗れるようになるまで、色々工夫をしたものです。

そこで、私がライターとして稼げるまでに学んだ素人からプロライターになるためのイロハをすべて公開したいと思います。

ライターは稼げる!オワコンではない

ライターはブログ以外にも動画のシナリオ、通販サイトのセールス文章、紙媒体など、かなり需要はあります。

ネット界隈では、ウェブライターはオワコンだ!とか、参入が簡単なので稼ぎにくい、稼げないと言われますが、私は真っ向から否定します。

だって、参入が簡単な分野って、逆に品質が低く脱落していく人が多いからです。

しっかり、要点を押さえれば、将来にわたって仕事がなくなることはありません。

理由は明確で、

・ブログが廃れても紙、アプリなど色々な分野で文章は必要とされるから
・YouTuberのシナリオ執筆の仕事もあるから
・ネットショップから記事を頼まれることがあるから

つまり、「ライター=ブログに記事を書く仕事」と誤解している方が多いですが、紙媒体もまだまだ健在ですし、実際、私はYouTuberから、シナリオの執筆も頼まれます。

これからは動画の時代なので、益々、仕事は増えるでしょう。

さらに、モノの販売がネット中心になっている現代は、ネットショップがセールスライティングのできるライターを求めています。

つまり、ブログやオウンドメディアだけでなく、あらゆる分野で文章は必要とされているのです。

文章が下手な人がライターになるための書き方

ライターに求められる文章力は高くありません。しかし、守るべき書き方がいくつかあります。それだけ押さえましょう。

では、具体的に、まったくの素人が、稼げる記事を書けるようになる方法をご説明したいと思います。

用途によって書き方は異なりますが、基本的に以下の法則は守ってください。

・句読点で1行スペースを空ける
・~と思う。と書かずに~です。と言い切る
・スムーズに文章に入れるように導入文を
・結論を先に持ってきて、その後に詳しい説明を
・適宜、見出しをつける

これだけです。

意味が分からない方は、この記事が、そのような書き方になっているので、参考にしてください。

素人ライターが失敗するポイント

素人のライターが、必ず失敗するポイントがあります。ココだけは失敗してはいけません。

私も、未だに同じような間違いを犯すのですが、素人のライターがもっとも失敗しやすいのが、以下の2点です。

・○です。○です。と紋切り型で流れのない文章を書く
・○○だということです。と、文章が回りくどい

私も、フリーランスのライターに文章を発注することがありますが、この間違いをする人が非常に多いです。

すべての文章が、「○○です。」で終わっていて、文章を羅列しただけじゃないか!と怒りすら覚えます。

本来は疑問を投げかけたり、否定を入れたり、流れのある文章でなければいけません。

・でしょう。
・ではないでしょうか。
・ではありません。

など、まるで会話をしているように流れを意識して書くべきです。

次に、多いのが、文章の冗長化です。

「今の世の中は不況のまっただ中にあるといっても過言ではありません。」

実は、この文章は、冗長的です。

「今の世の中は不況のまっただ中です。疑問の余地はありません。」

こちらの方が読みやすいと思いませんか?

必ず文章は「寝かせ」をすること

書いた後に、すぐに校正して納品してはいけません。文章を一晩放置してから校正しましょう。

前の項目で、ライターとしての文章の書き方をご説明しましたが、なぜ、失敗するかご説明します。

それは、素人だからでも、文章が下手だからでもありません。

書いた直後にすぐ納品するから下手な文章になる。

この1点です。

プロと呼ばれるライターは、必ず「寝かせ」と呼ばれる文章のクールダウン期間を設けます。

書いた直後は、まだ、頭が整理されていないので、自分の文章のアラが見えません。

一晩放置するだけで、文章のアラが見えてきます。

必ず、書いた翌日以降に文章の校正をしてから納品するようにしてください。

その時に、誤字脱字だけでなく、冗長化している箇所。流れのない箇所も治しましょう。

 不得意分野の仕事は絶対に受けるな

稼げるライターになるには、得意分野の仕事だけしか受注してはいけません。不得意分野は自分のブランド力を下げるだけです。

次に、素人ライターが、最短でプロとして稼ぐための方法をご説明します。

これは単純で、

相手にプロのライターと思わせれば簡単に稼げます。

というか、プロと思われた瞬間に再発注していただけ、お得意様になってくれる業界なので、雪だるま式に仕事は増えていきます。

(逆に、そのくらい下手なライターが多いということです。)

簡単にプロになれると書きましたが、極意は簡単で

自分の専門外の仕事は受けない。得意な分野だけ仕事を受ける

です。

ライターはブランド商売です。

文章の基礎さえ学べば、後は、その分野に詳しいかどうかでプロか素人か判断されます。

要するに、「○○分野のライターと言ったら○○さんしかいない」と思われれば、文字単価も高くなり、クライアントは離れなくなります。

今は、ライターをランキングや点数で評価するサイトが増えたので、高得点を維持していればプロとして仕事は来る時代です。

逆に、自分が苦手な話題を無理に書いても記事の質は高まらず、評価を下げてしまいます。

お客様は、文章力でライターの文章力を評価しているのではなく、知識の量を見ています。

つまり、リサーチ力や専門性に対してお金を払っているので、文章力は二の次なのですね。

素人でも専門的な記事を書く方法

プロのライターに求められることは説得力です。数値やデータを合法的に引用すると説得力のある文章が書けます。

でも、よほどの専門家でなければ、クライアントが望む記事はかけないのでは?と思いますよね。

ここはライティングのテクニックで乗り切ります。

ある程度は、その分野に知識がある前提ですが、上手に「引用」をすると専門的な文章に仕上げられます。

引用とは、著作権法上、認められた範囲で書籍や他のサイトから文章を借用することで、法律の範囲内なら合法的に引用することができます。

そこで引用したいのが、「数値」「データ」です。

例えば、「人口の○%」や、「ビジネスパーソンの○%が・・」など、具体的な数値を入れることによって、説得力のある文章になります。

私がよく使っているのが、

・官庁が発表している白書
・新聞や雑誌が公表している数値

です。

これらの数値は、絶対に間違いのない統計データなので、クライアントから見れば、正確なデータを使った専門的な文章に見えますよね。

引用を上手く活用しつつ説得力のある文章が書ければ、他のライターよりも何倍も権威あるライターになれるでしょう。

 素人から専業ライターになる売り込み方

無名のライターがプロになるためには、セルフブランディングが大切です。上手なセルフブランディングはプロフィール欄と名前の拡散が大切です。

先ほど、ライターはブランド力が大切と書きました。

名前が世に知られれば知られるほど、文字単価の高い仕事が舞い込みます。

自分のブランド力を高める方法はいくつか存在し、

・プロフィールで得意分野を明確に書く
・クライアントに文責(執筆者)の名前を掲載してもらう
・ブログやSNSを併用して情報発信をしていく

方法があります。

まだ、名前の売れていないライターは、プロフィール欄で、いかに自分がプロのライターであるかを見せられるか、そして、私は○○分野に強いライターである!ことを書けるかが肝です。

謙遜してもはじまりませんので、積極的にプロフィールで売り込むべきでしょう。

次に、私が素人ライターの段階にやっていたテクニックですが、値引きする対価として、文章の最後に、私の名前と、私のブログへのリンクを貼ってもらっていました。

地味な方法ですが、この繰り返しで徐々に知名度が上がっていきました。

当然、ブログやSNSで、しっかりした人物像であることが伝わるような情報発信も続けました。

ブログやSNSで内輪ネタとか、日記的なことは一切書かずに、新聞の論評や、社会情勢など、ビジネスマンとして信頼される情報発信を続けました。

最終的に、これがセルフブランディングになって、仕事が入るようになりましたね。

記事の納品時に好印象を残す

仕事を増やすには、納品時にクライアントへ好印象を残せるかで決まります。

最後にライターの極意は、クライアントに人として好かれることです。

理由は単純で、ライターはフリーランスなので、「この人、なんか嫌い」と思われたら、一瞬で仕事を失います。

納品して終わり!の世界ではありません。

納品時にクライアントをいたわったり、気遣ったり、執筆した記事を使用する場合の注意点などをアドバイスすると喜ばれます。

私の場合は、中小企業のサイト向けのブログ記事の納品時には、必ずSEOのワンポイントアドバイスをすることにしています。

これが結構、喜ばれて、「次も必ず発注します!」となりますね。

ライターが仕事をもらえるサイト

ライターが仕事を受注できるサイトをまとめました。

最後に、ライターが仕事をもらうために役立つサイトを一覧でご紹介します。

ココナラ

私は、ここで活動しています。

文字単価はライター側から指定できるので、高めの金額を設定しやすいし、プロフィール欄をしっかり読んでから発注していただけるので、クライアントとWin-Winの関係を築きやすいのです。

ココナラへは、以下の登録画面から登録すると簡単です。



ランサーズ

私が敬愛する専業主夫ライターの「めんおう@mennousan 」さんは、ランサーズで僅か3ヶ月で認定ランサーになったようで、専業で食べていけるプロライターさんになったようですね。

ランサーズは、低単価の仕事もありますが、努力をすれば、認定プロランサーの資格を得ることができるので、お勧めしたいサイトです。



クラウドワークス

少し、低単価な仕事が多いイメージがあります。(私のイメージだけかも)

各サイトともライターとしての評価が大切なので、怒られるかもしれませんが、私はクラウドワークスで練習して、十分に書ける!と判断してから他のサイトでも売り込みを開始しましたね。



サグーワークス

たぶん、主婦の方が多いのではないかなと思いますが、まだ、私は使っていません。

ただ、高単価な仕事もあるようなので、登録しておいて損はないでしょう。

企業からの発注は、このようなサイト経由で回っていることが多いからです。



 [番外編] 文賢

ちょっと、番外になってしまいますが、文章の改善点をAIがアドバイスしてくれる「文賢」というサービスも初心者の段階で使ってもいいかもしれませんね。

文章の改善点のアドバイスからリライトまでサポートしているそうですが、リライトしたものをクライアントへ納品は絶対にダメ!あくまでも文章力を上げるためのツールとして試してみてはいかがでしょうか。



他にもありそうですが、私も活動範囲を広げたら、この記事に書き足していきたいと思います。

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