ブログで良質な記事を短時間で書くための書き方やコツをまとめました。この記事のテンプレートや本文サンプルも無料でダウンロードできるようにしています。初心者からプロのライター、ブロガー、アフィリエイターは参考にしてください。
ウェブマーケティング業界で働いている龍由樹@ペンギン新聞です。
私は、LINEでブログやアフィリエイトで稼ぎたい人に無料で塾を運営していますが、SEOのノウハウは知っている人が多いものの、記事の書き方が分かっていない人が多すぎます。
SEOのノウハウだけでは稼げません。
読者に納得させる文章を書けるようになるとブログでもアフィリエイトでも稼ぐことができるようになります。
今回は、以下のような方に読んでいただきたいです。
・短時間の執筆時間で品質の良いブログ記事を書きたい
・的確で分かりやすいブログ記事を書きたい
こんな方に、ブログの書き方をお伝えします。初心者からプロの方まで改めて参考にしていただきたいです。
最初にテンプレートを作る
いきなりワードプレスの入力欄に記事の本文を書き出す人がいますが、このような人は、何百記事書いても上達しませんし、上質で品質の良い記事を書くことができません。
理由は、考えながら書いているので、記事の全体像がフワッとしてしまうからです。
もし、上質な記事を書きたければ、むしろ、最初に「記事の全体像=構成」を決めてから書くべきです。
あらかじめテンプレートを作っておいて、先にテンプレートに必要なことを書き出した後に記事を書けば、自然と上質で読まれる(稼げる)ブログ記事を書くことができます。
一見、時間がかかる作業に思えがちですが、むしろ、こちらの方がスピーディな方法なんですよ。
私は、このテンプレートに書いた記事構成を見ながら執筆しています。だから、書くのも速いです。
私の作業画面は以下の通りです。
最後にPDFでこの記事のテンプレートをダウンロード出来るようにしておくので、参考にしてください。
テンプレートの作り方
記事を書く前にテンプレートを作ることが大切であることはお伝えしました。
では、具体的にテンプレートには何を書けば良いのでしょうか?
テンプレートの書き方は、次の順番で、書き出していきます。
テーマを決める
最初に記事のテーマを決めましょう。
嘘だ!と思われるかもしれませんが、希に、書きながら「書く内容」を決めている人がいます。これ、嘘ではなく本当にいるんです。言語道断です。
特に日記的な雑記ブログや時事ネタの論評記事。アフィリエイターであれば、商品紹介を書くときに、「はじめる前に何を書くか」を決めないで書き始める人がいます。
書きながら、自分なりのテーマや記事の内容が決まってくるので、書けている!と誤解しながら執筆している人がいるのですが、まー、そういう文章は読まれませんね。
記事のネタがない!という方は、以下を意識してテーマを決めましょう。
ブログでネタがない時の思考法
ブログは友達との手紙と捉えます
・その友達は何に困ってますか?
・その友達に何が出来ますか?
・その友達と何を話しますか?
・その友達をどうしたら笑顔にできますか?ネタ切れする人は、読者の存在を忘れがちなきがする
— 龍由樹/Webマーケティングジャーナリスト (@penguinmarket) October 12, 2019
記事のテーマとは、いわば、記事のゴール=結論のことです。例えば、
・日本の政治家は許せん!「節税対策のまとめ記事を書こう!」
・確定申告の季節だ!「会社に副業がバレない方法を書こう!」
とか、目的意識を持って書くために必要なことです。
「書きながら記事を書く人」は、記事のゴールを決めていないので、フワッとした文章になりやすいです。
記事のゴールは何なのか明確化するために、しっかり、記事テーマを決めてしまいましょう。
なお、この記事のテーマは、
です。
目的が明確ですね?
読者のペルソナを決める
次に読者のペルソナを決めます。
ペルソナとは読者の人物像で、どんな人が読むのかを推測して決めます。
例えば、アフィリエイトでニキビ系の商品を売るのなら、
・アルバイトや会社員で働いている
・プチプラではニキビが治らなかった人
などのように具体的に決めていきます。
こうすることで、誰に対して記事を書いているのか明確になります。
ブログの読者も同じですし、特にアフィリエイトなら商材を売りたい相手がいるはずです。
記事は、その相手に手紙を書いているイメージで執筆すべきで、そうしないと、相手の心に刺さる品質の良い記事は書けません。
読者のニーズを決める
読者のペルソナが決まったら、読者のニーズまで決めてしまうのが、良質な記事を書くコツです。
ペルソナが、記事を届ける相手だとすれば、ニーズは、その相手が「何を求めている」のか、裏読みすることです。
相手が望んでいることを伝えなければ、その読者は最後まで読んでくれないでしょう。
むしろ、読者の時間を奪う悪しき記事が完成してしまいます。
ペルソナに沿って相手が望んでいることを想像し、一覧で書き出しましょう。
検索キーワードを決める
次に検索キーワードをリサーチし、決めましょう。
今、日本には500万以上のブログがあると言われています。
記事の数で見れば、もはや計測不可能な量の記事がGoogleにインデックスされています。
効果的に読まれる記事を書くためには、SEOを意識することが大切です。
検索数が多く、競合サイトが少ない検索キーワードが見つかれば、検索上位に表示され、かつ、アクセスも集まり、稼げる記事=稼げるブログになるはずです。
私の場合は、NeilPatelを使っています。
NeilPatelは、キーワードの月間検索数や関連キーワード。キーワードで上位表示するための難易度。競合サイトまで無料で調べられます。
しかも、そのキーワードで上位表示されている記事を一覧で見ることができるので、構成を研究することができます。
競合サイトの構成を見れば、どんな構成の書き方をすれば読者に喜ばれるか分かるからです。
ちなみに、他にも色々な記事があるので、参考にしてみてください。
プロのアフィリエイターやブロガーが使っているツールを25個列挙しました
無料で使える最強のキーワードツールも書いておきました
NEIL PATEL。まだ日本では知らない人多いと思う
本当は教えたくなかったのですが、良い無料ツールなのでhttps://t.co/puzcxEuAjc#ブログ初心者 #アフィリエイト
— 龍由樹/Webマーケティングジャーナリスト (@penguinmarket) October 13, 2019
記事のタイトルを決める
次に記事のタイトルを決めましょう。
記事のタイトルは、いわば、書店に並んでいる本のタイトルと同じです。
多くの本の中から消費者の手に取ってもらうためには、キャッチーで本の中身が分かるタイトルでなければなりません。
これは、ブログ記事でもアフィリエイト記事でも同じです。
ただし、書店の本とブログ、アフィリエイト記事のタイトルには決定的な違いがあります。
それは、
が必要です。
タイトルの中にキーワードが含まれていると検索時にヒットしやすくなり、SEO的にも有利です。ただし、同じキーワードは2個単語まで。それ以上は、SEO的に逆効果となります。
・タイトルだけで記事の中身が分かるように
・検索キーワードを含める(2個まで)
以上を意識したタイトルにしましょう。
見出しの一覧を決める(構成を決める)
次に、記事の見出しを決めてしまいます。
これを「構成を決める」と言いますが、文章は流れが大切です。
どんな順番で、何を話すか明確化するために必要です。
すべての見出しを書き出してしまえば、後で話題の順序が前後したりすることがありません。また、理路整然とした文章が書けるので、論理的な記事になります。
例えば、先ほどのスキンケア商品のアフィリエイト記事なら以下のようなイメージです。
#○○スキンケアとは?
#○○スキンケアのメリット
## 乾燥肌に悩む方
## 保湿を気にする方
#○○スキンケアの口コミは?
#まとめ
こんなイメージで、見出しを全部決めてしまいましょう。
ちなみに、大見出しは「#」、中見出しは「##」、小見出しは「###」と表現すると良いでしょう。
要約を書く
次に、記事の見出しの中に要約を書きましょう。
先ほど見出しを書き出せ!と書きましたが、特にブログ初心者の方は、記事の執筆に時間がかかるため、見出しを書き出した後に、見出しの中に、書きたい内容の要約を書いておくことをお勧めします。
要約を書いておけば、書いていて「あれ?」何を書くんだっけ?という事態を防ぐことができます。
より精度の高い、良質なブログ記事を書けるようになるでしょう。
執筆する
ここでようやく記事を執筆します。
テンプレートにテーマから要約まで書き出したら、はじめて執筆開始です。
先ほどのテンプレートに沿って書くだけなので簡単ですね。
今までのように、「あれ?何を書くんだっけ?」を避けることができます。
また、すでにテンプレートの段階で記事の構成を考え抜いているので、執筆時に悩む必要も、頭を使う必要もありません。
スピーディーに高速で記事を書くことができるハズです。
先ほどテンプレートに書いた検索キーワードを文中に盛り込みます。適度に散けさせながら記事にキーワードを盛り込めばSEO的にも有利です。
特に、冒頭の300字にターゲット検索キーワードを盛り込むことで、検索にヒットしやすくなると言われています。
1日寝かせる
記事の執筆が終わったら、しばらく放置します。
執筆が終わった後ですが、すぐにワードプレスにアップするのはナシです。
なぜなら、誤字脱字があると、記事の権威性が弱くなることや、いくつかデメリットが生じます。
・伝わりにくい表現があることに気づかない
・回りくどい表現に気がつかない
このようなデメリットが生じます。
プロのライターや新聞記者などは、書いた直後に納品せず、必ず「寝かせ」を行います。
寝かせとは、少し時間を空けて、読み直してみることです。
執筆後に少し時間を空けることで、駄文拙文も見えてきますし、誤字脱字も発見しやすいです。
一晩、書いた記事を寝かせてから読み直す・・・程度の気持ちが良いでしょう。
校正する
一晩、記事を寝かせたら、次に行うべきは校正です。
誤字脱字を修正することはもちろんですが、他にも以下のような箇所がないか確認してください。
→ シンプルな表現にする。・言葉足らずな表現はないか?
→言葉を付け加えます。・画像を加えるべき箇所はないか?
→ 図を作成し貼り付けるとさらに良質な記事になります。
校正とは、誤字脱字チェックだけではありません。
より、読みやすく伝わりやすい書き方が出来ているかをチェックするための作業です。
上記に書いた点も意識しながら校正を行うことが良質な記事を書くためのコツです。
ワードプレスにアップする
ここまで出来たらはじめてワードプレスに記事をアップしましょう。
なお、記事は適宜、画像を使ったり、枠で囲ったり、太文字を使うなど、強弱をつけて読みやすくすることが大切です。
また、meta descriptionは、必ず設定しましょう。
meta description は、検索エンジンの要約部分に表示さてます。
この中にもキーワードを加えておくと、検索でヒットしやすくなりますよ。
記事はワードで作ること
記事の最後に、この記事を、そのままワードで書いたものをPDFでダウンロードできるようにしておきますので確認をして欲しいのですが、ワードプレスに直接記事を書かずに、マイクロソフトのワードで記事を書くことをオススメします。
執筆している時点で、文字装飾や画像を置く場所をマーキングしておくことができることや、誤字脱字チェックも執筆時点でできるので楽です。
これはスピーディに記事をアップするためのコツの一つで、ワードで執筆中に感じたデザインを、そのままワードプレスに反映するための秘訣です。
冒頭文の書き方
私の場合、ここまで出来てはじめてブログの冒頭文を書いています。
なぜなら、冒頭文は、ファーストビューやリード文とも呼ばれ、読者に記事の魅力を伝える最大の山場です。
とってもキャッチーな書き方をしなければいけませんし、冒頭文で自分の「名乗り」や「自己紹介」が出来れば、読者に作者を覚えてもらえる絶好のチャンスになるからです。
私の場合は、ワードプレスにアップするときに、ワードプレスのテンプレートプラグイン「TinyMCE Templates」を使っています。
TinyMCE Templatesに冒頭文のテンプレートを入れておいて、毎度、同じような書き出しや、自分のプロフィールや記事概要がすぐにわかる項目を一瞬で追加できるようにしてあります。
こんなチョイテクも、時間がない会社員が、副業でブログをやるためには大切なことです。
少しでもブログ執筆を効率化して時短出来れば、その分、作業時間を確保することができますからね。
仕組み化をしておけば、高品質な記事を安定的に量産しつつ、短時間で構成することが可能です。
まとめ
最後に、初心者からプロまで、ブログ記事で高品質で良質な記事を短時間で書くためには、以下の書き方をしなければダメだよ!という要点をまとめます。
・テンプレートを作って読者のペルソナから構成まで完璧に作れ
・冒頭文やタイトルはキャッチーに
・できるだけ仕組み化して時短を心がけろ!
そんなところでしょうか?
ここまでお読みいただいた特典?として、この記事の構成テンプレートと、ワードで書いた原本をダウンロードできるようにしますね。
ワードファイルで配布してしまうと、私の個人情報が含まれた状態でお渡しすることになるので、PDFです。すみません。
でも、真似してもらえれば嬉しいし、真似したら、ちょっとだけ「ペンギン新聞」を宣伝してもらえれば、私、龍由樹は喜びます。