あなたのサイトはどんな色を基調にしていますか?コーポレートカラーでしょうか?それとも、ありあわせのサイトテーマを適用しただけでしょうか?
実は、ネットショップを運営している方なら気にされたことがあると思いますが、サイトを作る上で配色は非常に重要なポイントです。
色の選び方一つで陳腐に見えてしまうこともありますし、まだまだ出来たてほやほやなサイトでも信頼性を勝ち取ることだってできるのです。
そこで、サイトにおける配色の選び方をご紹介したいと思います。
テッパンは青を基調としたサイト ■■■
青と言っても明るい鮮やかな青ではありません。少し暗めの昔で言うところのグンジョ色のような色です。
この色は信頼の証と受け止められる色として有名です。
一般的に青は、心を静め穏やかにする心理効果があると言われる色です。特にグンジョ色は、重厚感を与え、年齢を重ねた老輩のようなイメージを与えます。
例えば、弁護士事務所など士業のホームページに使うと良い効果を与えることができるでしょう。
実は、筆者も以前、この色を自分のネットショップに使ったことがあります。それは女性向けの下着のショップだったのですが、下着って女性にとってネットで買うことはすこしリスキーな行為です。
どんな人が売っているのかも分かりませんし、どんな商品が届くか分かりません。肌に身につけるものだからなおさらです。
だから、サイトを信頼のおけるものにしたかったのです。効果はてきめんで、色をグンジョにした途端に購買率があがりました。
紫を使ったセラピーサイト ■■■
紫は、セラピーや占いのサイトによく使われる色です。様々な宗教がこの色を採用していることでも有名です。
特に心理的な癒やしを求める人にベストマッチする色でもあり、深い青い色と同様に信頼感、安定感を示すために使うとよいでしょう。
また、男性より女性をターゲットとしたサイトに使うと、より一層効果が期待できます。女性は、男性と比べて配色に対して敏感です。そして、それをセンシティブに捉える傾向があります。
視覚的に心の安定が得られる紫は、女性の心を癒やし、そして癒やしてくれる商品を販売しているサイトであると印象付けられるのです。
緑は健康的でのびのびした色 ■■■
もし、あなたのショップが、健康食品や例えば、牧場の牛乳などフレッシュなものを販売するサイトであれば、緑を使うのも一つの方法です。
緑は、草原や森林など健康的で清々しい爽やかな印象を与える色です。例えば、ネットショップ以外では、牧場の案内や草野球のメンバー募集サイトなどで緑が多用されていることを目にした経験はありませんか?
同様に、あなたのショップをより元気で賑やかにしてくれる印象に変化させてくれる色なのです。この色は、特に中高年向けのショップには使える色で、深い緑色などを使えば、重厚で信頼できるサイトと印象づけることも可能です。
一方、明るい緑は安っぽい印象になる場合がありますから、使用する場合は注意が必要ですね。
赤は情熱の色 ■■■
みなぎる元気、そして活力の象徴の赤です。
実は、赤をネットショップに取り入れることは非常に難しいといえるでしょう。例えば、以前はマクドナルドが店舗のあらゆる場所に赤を使った内装を施していましたが、現在は使用していません。
その主な原因が安っぽさです。逆に激安を歌う場合は使えますが、価格競争に勝てるだけの自信がある場合を除いて使っては行けません。
逆にナイトライフなどをテーマにしたサイトは元気の象徴として使える可能性があります。
いずれにしても使用する場合は十分に注意した方がよいでしょう。
ベージュは万能色 ■■■
ベージュはいわゆる中間色で、様々なサイトに適した配色です。家具や調度品を売るにも便利ですし、健康食品のサイトにも使えるでしょう。
元気や健康的な象徴としても使えるし、癒やしや落ち着きのイメージにも使用できるいわば万能色です。
ただし、メインの配色に使ってしまうと、サイト全体がイメージの薄いものになってしまいますから、例えば、バックグラウンドの壁紙に使うなど、サイト全体の印象付けを行う場所に使うと良いでしょう。