ブログ記事をたくさん書いているのに1日1000PV~2000PVで頭打ちになるサイトが多いです。アクセスが増えない理由をご説明します。
ウェブマーケティング業界で働いている龍由樹@ペンギン新聞です。
有名ブロガーのマナブさんのブログ記事を読んでいたら、この記事の執筆現在で880日連続で書き続けているのだとか。
確かにブログは、書き続けないとアクセスは増えない。
でも、私も経験があるのですが、書き続けても、だいたい1日1000~2000PV程度で頭打ちになります。
希に、3000PV以上アクセスが増える時期があっても、Googleのコアアップデートで飛ばされて、やはり、平均すると1000~2000PVに戻ってしまいます。
なぜ、アクセスが頭打ちになってしまうのでしょうか・・・。
重複記事が多いとアクセスが増えない
重複記事が多いサイトって、一時的にアクセスが増えるのですが、Googleのコアアップデートで、ガツンとランクダウンします。
SEOコンサルタントの「おおき」さんが、こんなことを言っていまして・・
狭い領域である程度検索上位を取れて来たら、
意図的に重複記事を作るテスト推奨。個人的な経験則では3〜4つまでは同じKWで上位表示され、
それ以上増やすと順位が一斉に下がる。笑勿論テストなので順位が下がれば速やかに重複記事を削除。
記事毎に役割を分ければむしろ全記事しっかり読まれる。
— おおき/SEOコンサルタント (@ossan_mini) September 24, 2019
これ、正しいです。
よくよく考えれば分かりますね。
もし、あなたが「iPhone」と検索した時に、検索結果にAppleの全iPhoneページが表示されたら逆に不便ですよね。
iPhoneの公式情報を知りたい人もいれば、安い店を知りたい人、機能を知りたい人など、様々な目的をもった人が検索をしています。
つまり、Google先生は、同じキーワードでも様々なテーマの記事を表示したいんです。
同じキーワードを使った記事ばかり書いているサイトは、多様性に欠けている情報が少ないサイトと評価されるんです。
だから、検索結果でも優遇されません。上位に表示されるのは、たくさんの記事の中から1ページだけ・・・。他のページはランキングダウンするので、アクセスが増えず伸び悩むのです。
SNSで拡散されないサイト
これは、実証済みですが、ブログサイトと紐付けてあるSNSが賑やかになると、ブログの検索順位も上昇します。
SEO界隈で、SNSシグナルと呼ばれるGoogleのアルゴリズムがあるのかどうかは定かではありませんが、事実としてTwitterやFacebookが賑わっているブログのサイトは、Googleでも上位表示されやすいですね。
Googleは人間様にとって本当に必要としているサイトかどうかを判断する方法がないので、ブログとリンクされたSNSの拡散状況も評価しています。
一方で、ブログだけにこだわって情報発信しているサイトは、アクセスも増えません。
アクセス数の頭打ちの憂き目に遭うんですね。
今の時代は、
だから、SNSでも情報発信しましょうね。
文字数が多すぎる
一時期、ブログの文字数は多い方がよい!と言われてきましたが、5000字とか1万字の記事を大量に投入してもアクセスは増えません。
この原因は分かっていて、確かに記事の文字数が多い方が、SEOキーワードが多く含まれるため、一時的に検索上位に表示されやすいのですが、ユーザーの直帰率が高くなることが原因です。
今、ブログを読む人って、長文を好まないんですよね。
特に若年層は顕著で、すぐに「答えを知りたい」人が多いんです。
だから、SEOテクニックばかり追いかけて、記事の文字数ばかりにこだわったブロガーって、労力の割には稼げません。
それよりも、読者の興味を引くネタをサクッと1000字~2000字くらいの間で書いた方が、平均ページビューも伸びやすいし、直帰率も下がりやすいんです。
当然、長期目線で考えれば、直帰率が低いサイトということで、Googleからも評価されやすいです。
サイトのメッセージがブレている
Googleが評価する基準の一つが再訪率です。
同じ読者が再度あなたのブログに訪問した割合ですね。
つまり、ブログにファンを作ると、再訪率があがり、SEOでも強いサイトを作ることができます。当然、ファンが少なく新規ユーザばかりで集めているサイトは、Googleのコアアップデートでアクセス数が急減します。
では、どうファンを作るのか・・・。
それは、ブログにメッセージ性や個性があるかどうか?
よく、雑多ブログは稼げない!という人がいますが、雑多ブログが稼ぎにくい理由は、執筆者の個性がブレブレで、人間味を感じられないんですよね。
Twitterでもそうじゃないですか。
機械的、かつ、一方的に情報発信しているbotのようなアカウントにフォロワーは集まりません。
たぶん、手で入力しているんだろうなーと分かるTwitterアカウントって、大量のフォロワーを集めますよね。
ブログも同じで、メッセージ性や個性が強いブログは、ファンがつきやすく、再訪率があがります。だから、アクセスがずっと上昇し続けるんですよね。
本質は、雑多ブログが悪い訳ではなく、個性がないから記憶に残らない。だから、再訪しない。
メッセージ性の薄い「訪問する理由がない」サイトだから、サイトの価値が上がらず、結果的にアクセス数が頭打ちになってしまうんですよね。