ブログのファンを増やすには、良質な記事は当たり前です。でも、それだけではファンになりません。知りたい情報が次から次に簡単に見つかるサイト構成にして、ユーザが簡単に読みたい記事を見つけられるサイト構成が重要です。それが、トップページの最適化。CTAボタンの設置なのです。※CTAボタンというか正確には簡易メニューを指してます
ウェブマーケティング業界で働いている龍由樹@ペンギン新聞です。
ブログのアクセスを増やすには、いくつか方法がありますよね。
今回は、安定的にブログのアクセスを稼ぐには、ファンを増やす必要があり、ファンの獲得にはTOPページにCTAボタンをつけろ!という話です。
CTAボタンの定義
一般的にCTAボタンというと、記事のしたに設置して、例えばアフィリエイトのLPへ飛ばしたり、お問い合わせフォームへ誘導したりという意味合いで使うことが多いと思います。
そもそも、CTAって、「Click to Action」の略なので、ユーザに記事を読んだ結果、アクションを起こさせるためのボタンだからです。
でも、今回は、本体の意味でのCTAボタンではないのですが、ここはキャッチーに理解して欲しかったので、「ユーザの知りたいことから思わずクリックしてしまうボタン」のことをCTAボタンと定義します。
以下のスクリーンショットを見てください。
このサイトは、妻と作っているサイトなのですが、残念ながら、この記事執筆時点で制作したばかりのため、アクセスは少ないものの、かなり、ユーザの再訪問率が高いサイトです。
画面上部に、「お客様の悩み」から、記事を探しやすくするボタンを設置してあります。
お客様は、記事を探す前に、自分の悩みから直接、必要な記事を探せるようにしてあります。
メニュー代わりにCTAボタンを設置する理由
そもそも、なぜ、トップページの上部にこのようなボタンを設置したのか分かりますか?
普通、ブログを読まれるお客様は、たくさん並んでいる記事一覧をザッピングして探したくないと考えています。
自分の悩みを解決できる記事をすぐに探して、一発で知りたい情報にたどり着きたいと思っているのです。
そこで、私は、ユーザが抱えている悩みを徹底的に調査。6個の悩みに絞り込んで、お客様が、自分の悩みに応じたボタンをクリックするだけで、すぐに解答にたどり着けるようにしたのです。
ちなみに、このCTAボタンはタグにリンクを張っています。
つまり、カテゴリーを跨いで記事一覧を作ることができ、カテゴリーという迷惑な枠に囚われずに、ユーザは記事を見つけやすくなります。
漫然と、記事をたくさん投入している方・・・。恐らく、直帰率が下がらずに悩んでいることだと思います。それは、ユーザが必要な情報を見つけられずに離脱しているからなのです。
記事の質以前の問題として、ユーザ目線のサイト構成になっていないだけなんです。
なぜTOPページなのか?
では、なぜ、トップページの一番上にCTAボタンを置いたのでしょうか?
最近はキーワードを使ったロングテールのSEOによる集客が注目を集めたことで、記事のキーワードばかりに意識が向いてしまい、下層ページのコンテンツは充実しているのに、トップページは、テンプレートをそのまま使っている方が多数おります。
でも、Twitterをされている方はご存じのハズ。
面白い記事を書くと、ユーザはトップページに移動するのです。
Twitterだと、ツイートを読んだ後にプロフィールページを見に行くユーザがいますよね。それと同じ原理です。
ユーザは、「この記事面白いな」と感じたら、トップページに移動して、さらに興味を引く記事がないかを探しに行きます。
そのときに、記事の一覧が整理されていなければ、ユーザは探すのを諦めて離脱していきます。
これが、良質な記事をたくさん投入しているのに、なかなか平均ページビュー数だったり、直帰率だったり、平均滞在時間の数値が良くならない原因になっています。
ユーザがトップページへ移動したときに、CTAボタンが目に飛び込んできたらどうでしょう。自分の知りたいことにフィットしたボタンであれば、すぐにそれを押下します。
で、他の読みたい記事にすぐに辿り着ける。
この繰り返しをしている間に、ユーザは、「知りたい情報がたくさん公開されているサイト」という印象を受けます。
この瞬間、あなたのブログにファンが1人増えたことになりますね。
TOPページは記事探しのためのページ
ここまでお読みいただいてお分かりになったと想いますが、ブログにとって、下層ページも重要ですが、それ以上にトップページは非常に大切なページです。
それは、ユーザが知りたい情報を探しに来るページだから・・・。
トップページを最適化しておかなければ、絶対にファンはつきません。
トップページでお客様を正しい記事へ導くことができれば、お客様は必ず再訪問します。
再訪率が上がれば検索順位も上昇しSEOも成功することはお分かりですね?
すぐにトップページを改修しましょう。