アフィリエイトで売るためには、CTAボタンにこだわるとクリック率だけでなくCV率。つまり、成果報酬につなげやすくなります。アフィリエイトの売り上げを上昇させるボタンの作り方をご紹介します。
ウェブマーケティング業界で働いている龍由樹@ペンギン新聞です。
アフィリエイトで稼ぐ為には、記事の文章にこだわることはもちろんなんですが、実は、アフィリエイトリンクを貼るボタンのメッセージや見せ方にもこだわった方が良いんですよね。
今回は、アフィリエイトの売れやすいリンクボタンの見せ方をまとめてみました。
なぜなら、アフィリエイトで売れる方程式は、
だから。アクセス数も重要ですが、アクセス数が少なければ、クリック率を上げるだけでも売れやすくなるんです。
ちょっとその前に、リンクボタンの見せ方で、こんなやり方だと絶対に売れません・・・というお話から。
覚えておいてください。
・バナーを貼り付けているだけ
・商品名だけのテキストリンク
・平らでボタンに見えないリンク
つまり、脈絡もなくアフィリエイトのバナーだけ、ペッと張っている人や、商品名だけのリンク。平べったくて、ボタンぽくないとクリックされないんですよ。
・ちょっとした売り文句が書いてあるボタン
・立体的でボタンと分かるリンク
・広告に見えにくいリンク
アフィリエイトでは、このようなリンクボタンの作り方をイメージしましょう。
ちなみに、覚えておいていただきたいのですが、アフィリエイト広告のリンクボタンのことをCTA ボタンやCVボタン(コンバージョンボタン)と呼びます。
コンバージョンとは売上げのことですね。ブログのアフィリエイトで稼ぎたい方は必ず覚えておきたい言葉です。
では、さっそく売れるCTAボタン(アフィリエイトのリンクボタン)の見せ方を説明していきたいと思います。
リンクボタンの上にウリ文句を加える
よく資料請求のCTAボタンでみかけますが、CTAボタンの直上に
こんなボタンをみかけたことがあると思います。
これは購入意思を固めた潜在顧客に最後の一押しをするためのテクニックで、例えば「入力1分」「カンタン購入」など、お客様の背中を一押ししてあげるのに便利な方法です。
個人では導入している人が少ないので、これを入れると他のアフィリエイトサイトに差をつけることができますよ。
リンクボタン内に矢印を入れよう
アフィリエイトのリンクボタンの中に矢印を入れるとクリックされやすくなります。
これは人間心理を応用したテクニックで、アフィリエイトのリンクボタンをクリックさせた後の「動き」をイメージさせるための手法です。
普通のボタンだと、潜在意識の中でクリックした後の動きがイメージできないんですね。
矢印を入れることで「次のページ」を意識させることができます。
次のページをイメージすると、人は無意識にクリックしてしまうんですね。
やわらかい吹き出しをつける
ボタンの上にウリ文句を書くとよいとご紹介しましたが、他にもこんな方法があります。
それは、やわらかい吹き出しをつける手法です。
ネットには広告が大量に溢れているので、お客様は売り込まれることに嫌気がさしているひとも少なくありません。
そんなときに、こんなやわらかいイメージで吹き出しがあれば、広告感を緩和することができます。
加えて、吹き出しの矢印がボタンに向かっているので、お客様は矢印に誘導されて無意識にリンクボタンをクリックしてしまいます。これも人間心理を使ったマーケティング手法なので覚えておきましょう。
リンクボタン内の文字は二行にしよう
例えば、アフィリエイト商材の紹介記事を書いて、お客様に購買意欲を煽った後に「今すぐに購入する」というアフィリエイトのCTAボタンを作ったとします。
確かに、この方法でも売れるのは売れるのですが、これだけではちょい甘いです。
もっと広告のクリック率を上げることができます。
例えば、次のようなボタンを見てください。
「今すぐに購入する」だけだと、まだ購入意思が固まっていないお客様はクリックすることを躊躇してしまいますが、「残りわずか」など、背中を押してあげる言葉を添えるだけで格段にクリック率をあげることが可能です。
ちなみに、ここにウリを一言添えるだけで、アフィリエイト広告主の販売ページでの成約率も上がります。
つまり、成果報酬を得やすくなるということ。絶対に参考にしたいリンクボタンですね。
リンクボタンに動きをつける
今、ネットショップの中にはチャットボットと呼ばれる、チャット形式のポップアップを設置して、お客様がチャットをしているような感覚で購入できる仕組みを導入するところが増えています。
その理由は、人は動きのあるものに無意識に反応してしまう傾向があるから・・・。
CTAボタンも同じです。以下のように動きのあるボタンを使うと、クリックされやすいといわれています。
ただし、「売りたいオーラ」が出すぎてしまい逆に売れない!逆効果になる場合もあるので注意は必要です。
このボタンを使う場合は、必ず記事で十分にメリットや口コミを紹介し、十分にお客様の購買意欲を高めてから最後の一押しで使うとよいでしょう。多用は禁物です。
ボタン配置で対比をつける
一部の情報サイトでは、アフィリエイトのボタンは並べるな!と教えていますが、「通常購入する」リンクボタンと、「お試し購入する」リンクボタンを並べる方法はアリです。
当然、お客様は「お試し購入ボタン」をクリックするのですが、その前に「通常購入する」ボタンを置くことで、「あっ、お試しができるのか!」と思わせることができます。
マーケティングの業界用語で「気づき」と呼びますが、お客様に「気づき」を与えると、その反動でついつい購入してしまうものです。
ちなみに、二つのボタンを同じアフィリエイト広告にリンクしてしまうと景品表示法に抵触する恐れがありますので、「通常購入する」ボタンは、本当に通常購入できるLPへリンクするようにしましょう。
ボタン内に割引率を明記する
リンクボタンに割引率を記載して購入につなげるテクニックです。
特に40代以上の女性に刺さりやすいといわれており、比較的購買層が高い場合は検討してみていただきたい方法です。
ちなみに、アフィリエイトの販売ページの多くには、〇% OFFの文言が必ずといってよいほど書かれているので、それを転記するだけなので自分で計算する必要はまったくありません。
(逆に自分で計算し、万が一間違えた数値を書いてしまうと、消費者庁や広告主から怒られてしまう可能性があるので安易に計算しないようにしましょう)
ボタン内に「後払い可能」を明記する
割引率を書くと40代以上の女性に効果的だよ!と書きましたが、若者向けの商品なら支払方法に「後払い」を書いておくとクリック率だけでなく、アフィリエイト成果につながりやすいといわれています。
理由は、若者は
・クレジットカードを持っていない
・収入が少ないので支払を先送りしたい
ことが主な理由です。
以前、ZOZOの「ツケ払い」が話題になりましたが、ツケ払いは後払いのこと。
アフィリエイトの広告主の支払い方法をチェックして、支払方法の選択肢に後払いがあるのなら、積極的にCTAボタンに付け加えたい文言です。
ボタン内に1日換算文字をつける
これもよくあるパターンですが、高額な商品を売るためには、その金額がいかにお得かをお客様に売り込まなければいけません。
その最たるものが、「1日〇円」と、1日当たりの金額に換算することで、お値打ち感、お得感を打ち出すことができます。
この方法もクリック率だけでなく、実際の販売につながりやすくアフィリエイトの成果報酬をゲットしやすい手法なので絶対に試していただきたいCTAボタンですね。
ちなみに、ボタンの色も影響を与える場合が多いので、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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