よくブログのアクセスアップをしたいなら「記事を毎日書け」と言われますよね。これ、記事数の問題ではないんです。毎日更新すると確かにブログのアクセスが増加します。その記録と私なりの分析をご紹介します。
ウェブマーケティング業界で働いている龍由樹@ペンギン新聞です。
私が勝手に師匠として仰いでいるmanablogのマナブさんもそうだし、他のブロガーの皆さんが口をそろえて言っているのが、「ブログで稼ぎたいなら毎日書け!」ということ。
毎日ブログを更新するだけでアクセス数は増加するし、アクセスアップが可能という話です。
私は、最初に聞いたとき、「要するに記事数が大切なんでしょ?」と思っていました。
しかし、実は違ったんですねー。
私は紆余曲折あって、5年間育てたブログのアクセス解析をしてみました。
・毎日1本づつ記事を公開した時期はアクセスが増加する
この法則に気がついたのです。
要するに、記事数も大切なんですが、高頻度で高品質な記事をアップすることも、アクセス数を増加させるためには必要なんですね。アクセスアップには記事数だけでなく、更新頻度が大切ということが事実として分かりました。
ブログのアクセスを増やす方法は毎日更新・・だけ
細かいことを書くのは後回しにして、私のGoogle Analyticsの解析結果を見てもらう方が早いと思うので、以下にお見せします。
見ていただくと分かるのですが、この5年間。執筆した記事の本数はほぼ同じ。
毎週7本の記事を投下しています。
はじめの方は順調にアクセスは増えていったのですが、解析すると、ある時点で、それ以上、アクセスが伸びなくなっているんですね。
この時期は、毎週、土日にまとめて7本投稿していた時期です。
一方で、ワードプレスの予約公開機能を使用して、毎日、定時に自動的に投稿されるように運用を変えたところ、直後からアクセスはうなぎ登りに伸び始め、1年でアクセス数が2倍を記録。
つまり、単純に記事数を稼げば良いわけではなく、毎日更新することが本当に大切なんだなということが読み取れます。
アクセスアップした理由の考察
正直、GoogleはSEOのアルゴリズムを公開していないので、あくまでも推測することしかできません。
しかし、実はGoogleのツールのアドバイスって、本質的なことを言っていることが多く、むしろ、我々、アフィリエイターやブロガーの方が裏読みしすぎて余計なSEOを行っていることが多いんですね。
少し話はそれますが、最近、Google Analyticsのこんなアドバイスメッセージが表示されていることに気がつきました。(後で点と線がつながります)
「再訪率」のコメントです。
つまり、Googleは再訪率を重視していることになります。
確かに、GAを検索順位のデータとして使っていないと公言しているGoogleが平均滞在時間や平均PVを取得する方法はありません。
でも、Googleは再訪率を検知することができるんです。
なぜならば、検索結果から各サイトに遷移するときにトラッキングURLを挟んでいることや、Cookieを仕込んでいるからです。
つまり、再訪率が高いサイトは、ユーザが良質な情報を提供しているサイトと見なすことができます。で、私のサイトの再訪率が増えた結果、検索順位が上昇したことでアクセス増加のだと考えています。
再訪率を上げるには毎日ブログ更新
再訪率を上げる最短の方法は、ブログの更新頻度を上げることです。
いつ、更新されるか分からないブログを定期的にチェックしにくるユーザはいません。
一方で、毎日更新されるサイトは、読者が最新の記事が読みたくて毎日サイトを訪問します。必然的に再訪率が高くなりますね。
中には、自分のブログは薄い内容で・・・と自信がないブロガーの方もいるかもしれません。
でもね。読者って、記事の内容が薄くても、文体のクセを気に入るとか、ちょっとした情報でも、一定の割合でファンになってくれる人がいるものなんです。
ラーメン二郎を出すと叩かれそうですが、ラーメン二郎って、いかにも不健康そうですよね。
私は1度食べたら「二度と行くか!」というくらい味が濃い。でも、数日すると、また行きたくなるんです。
でも、もし、二郎が毎日開店していなかったら行く習慣がなくなりますからね。
ブログも同じ原理なんだなーと実感しました。
ブログのアクセスアップの方法は毎日書く!
アフィリエイトで稼いだり、ブログにアドセンスを貼って稼ぎたい人は多いと思います。
ココナラなどで大量の記事を購入して、アップしてもアクセスが増えない!と悩んでいる方は多いもの。
でもね。そうではなく、たとえネタ切れでも、毎日ブログを更新する根性が大切なんです。
最終的には泥臭いブログの更新作業を耐えられた人だけが生き残れる世界なんだなーと思いますね。