アクセス数の急減から回復!謎のフィルターが解除されるまで

SEO

先日、フレッドアップデートにより、アクセス数が減少したかもしれないと書きました。(参考:PV数が10分の1へ!話題のフレッドアップデートとは何だったのか)

ところが、それから2ヶ月後、アクセス数が突然、復活。一気にランクダウン前のアクセス数まで回復したのです。

アクセス数が減少してから復活するまでの考察と、何を行った結果復活を果たしたのかをご紹介したいと思います。

アクセス数が減少するまでの経緯

改めて何が起こったのかご説明したいと思います。

筆者の運営する恋愛系ブログは、月間8万PV程度のアクセス数のサイトでした。2016年10月16日にサイト名の変更に伴い、ドメイン名も変更。Google Search Console(Webマスターツール)で、ドメイン変更を通知し、すべてのページを301リダイレクトで移転しました。つまり、ここまで適切にドメイン変更をしたと言えるでしょう。

ドメイン変更直後の2週間程度はアクセス数が2割ほど減少しました。しかし、その後は順調にアクセス数も回復。ブログのコンテンツも毎日更新するなど精力的に活動を続けていました。

しかし、フレッドアップデートが発表された2017年3月9日。謎のアクセス数減少が発生します。当日朝6時頃からアクセスがフィルターに捕捉されたかのように伸びなくなったのです。当然、キーワードの順位も急激にランクダウンし始めます。

それから、2ヶ月後の4月30日。突然、アクセス数が回復しはじめました。アクセス数は減少がはじまる直前の数値に近いものです。

アクセス数の推移

この期間は、グーグルで1日のアクセス数の上限が決められてしまったかのように、1日250PVほどあれば、そこで終わり!それ以上、検索エンジン経由のアクセスは来ないなんていう状況が続きました。(ちなみに、面白いことに、アクセスが回復してからは、毎日決まって1800訪問者数程度で安定しているのです。やはり、グーグルのアルゴリズムには、アクセス総数を制御するものがあるのではないかと疑ってしまいますね。参考:海外SEO情報ブログ『グーグルからのアクセスには上限値がある?』)

フィルター解除のために行った施策

アクセスを回復させるためにいくつか対策を講じましたので、ご紹介しておきます。ちなみに、それが功を奏したのかは不明ですが。

リンク否認

筆者は自作自演のリンクは行っていませんが、海外のサイトから質の悪い自動リンクを大量にされていた経緯があります。アクセス数が減少してからこのあたりを中心に否認対策をしました。

具体的にはLINKS(ln.isドメイン)とアメーバブログからのリンクです。LINKSは、具体的にどういったサービスなのかは分かりませんが、公開するページに対して意味のないリダイレクトのURLを大量に発行してきます。Googleは、無意味なリンクを嫌いますから当然、否認すべきです。

もう一つは、アメーバブログ。アメーバ自体は何も悪くないのですが、一部のサイトが筆者のサイトに隠しバックリンクを大量に設定していたのです。同じく恋愛系のブログでしたから、ライバル視されてランクダウンの操作をされたのでしょうか。こちらも否認です。

リンク否認は、アクセス数が急減した直後の2017年3月10日頃から行いましたが、アクセス数に変動はありませんでした。当然、フィルターが解除されることもなく。

記事のリライト

もし、筆者のサイトが本当にフレッドアップデートに捕捉されてランクダウンしたのであれば、コンテンツの質を向上させるしか方法がありません。そこで、リライトを実施しました。

筆者のサイトは、合計で800記事もありますから、すべてリライトすることなどできません。そこで、アクセス数が多かったページを抽出して、「離脱率」が高く「平均滞在時間」が短いページを中心に、コンテンツ内容を見直し、文章を増やしました。もちろん、読みにくい書き方の文章は全面的にリライトし、ページタイトルもキーワードが変わらない範囲で見直しました。

これは多少効果があった様子で、リライトした記事は若干アクセス数が上がったように思いますが、サイト全体としてのアクセスは均一のまま変化はありませんでした。

ストックフォトの排除

以前、こんな記事を書きました。『仮説!無料のストックフォトを使用するとSEOで不利になる?

ストックフォトは様々なサイトで使われている写真です。筆者のサイトでも記事のトップに表示されるアイキャッチ画像として使っていました。

Googleは同じ記事を検索結果から排除し、信頼性の高い記事を1つだけ検索結果に表示するアルゴリズムがあります。ページ内で使われている画像にもこのアルゴリズムが適用され、様々なサイトで使われているストックフォトを多用するとサイト全体の質が悪いと判断されるのではないか?これが、筆者の仮説でした。

そこで、実験的にすべてのページからストックフォトを外し、文章だけのページに変更してみました。

実際のところ、この施策後も特にアクセス数に変化はありませんでした。

IPアドレスの変更

筆者は、「さくらのクラウド」を使用しています。これは、謎のフィルターを解除したかったために行ったものではないのですが、サーバをメンテンナンスしている最中に誤って、システムファイルを変更してしまうミスを犯しました。

サーバを停止せずにOSのインストールをするために、「さくらのクラウド」のサーバをもう一つ新規で立て、そちらにサイトを移転しました。

つまり、サーバ業者は変わらず、ドメインは変えずに、IPアドレスだけ変わったことになります。

すると、どうでしょう。IPアドレスが変わった翌日にフィルターが解除され、アクセスが回復したではありませんか!

ただ、これが根本的なアクセス回復の原因だったかは懐疑的です。もともと、共有サーバではないですから、IPアドレスが同居する別サイトの影響を受けた可能性はありませんし、グーグルがIPアドレスにフィルターをかけたとは考えにくいからです。

結論としては、原因は全くわからないが、上記で試した施策のいずれかが影響したのではないか?ということだけでしょう。

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